INTERVIEW #1
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-入社のきっかけは?-

社会人としてキャリアのスタートは、大手PCメーカーなどをクライアントに持つ、半導体製造工場での勤務でした。クリーンルームで半導体の製造業務を行っていました。8年程在籍していたのですが、先輩の影響もあり、VBAでExcel作業の自動化、効率化することを学んだことがきっかけで、ITエンジニアの世界に興味を持ちました。その後、地元である島根県に戻り、異なる職にも就いたのですが、エンジニアへの興味関心が強かったので、エンジニアとして就職できないものか、考えていました。しかし、故郷の島根県はRuby(オープンソース)の開発者である「まつもとゆきひろ氏」が在住しているということにより、全国の優秀な技術者が集積する地域。業務未経験だった自分が簡単に就職できるような環境はほとんどなかったので、上京し、まずは経験を積むことを選びました。そして、未経験でも入社後技術を習得することができるということで、イットーソフトウェアに入社し、現在に至ります。

-入社後はどんな業務を-

入社後は、プログラミング経験すらなかったので、会社でも自宅でもひたすらコードを書き、勉強しました。最初はテスターとしてプロジェクトに入っていましたが、数年経つと詳細設計からリリースまでの工程を担当できるようになり、プロジェクトの規模も大きくなっていき、手ごたえを感じ始めました。そんな際に担当したのが、「水(み)まわりくん」プロジェクトでした。

イットーソフトウェアは、インフラ基盤の設計・構築から、コンタクトセンターのシステム開発、ハードウェア開発ほか様々なアプリケーション開発など、様々な事業領域を持っているのですが、その中で近年注力しているIoTソリューションにおいては、エンドデバイスの開発・生産からシステム開発までをワンストップで提供できる強みを持っています。当社のIoTソリューションを活かせたサービスの一つが「水まわりくん」という製品なのですが、水田の給水管理を遠隔で行えるといったもので、農業従事者の方の高齢化や、農家の減少といった日本の農業構造における課題に貢献できるシステムです。当初は、プロジェクトの全貌が分からなかったり、未経験の技術領域も多く、苦戦しましたが、この製品が小学生の社会科の教科書に掲載されることとなり、農業地域においてメジャーな製品となりつつあること、水田の給水管理をシステムで行うことが当たり前になってきていることは、開発者として冥利に尽き、とても嬉しいです。携わったプロジェクトが社会貢献に繋がったことを感じられる経験となりました。

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ご入社を考えている方へのメッセージ

私自身は、大きな目標で言えば、「フルスタックエンジニア」を目指したいと思っているんですよね。これまでは、技術における専門性が異なるエンジニアが集結し、プロジェクトを構成していましたが、クラウド技術が発展し、クライアントニーズも短納期、開発コスト削減に変化する中で、エンジニアに求められるのは、広範囲の技術や知識が必要になってくると実感しているからです。プロジェクトの幅が広いイットーソフトウェアだからこそ、フルスタックエンジニアを目指せる環境があると思っていますので、これから入社される方には、市場に求められるエンジニアを目指していただきたいなぁと思っています。でも、まずは、プログラミングが好きな方にはぜひ来ていただきたいですね(笑) そして世の中が変化し、会社組織も拡大するこのタイミングは、イットーソフトウェアにとって改良改革、さらなる成長を遂げるチャンスとも言えると思いますので、その好機を一緒に楽しんでいきたいなと思っています。